【未経験でも名乗れる国家資格】「2級造園施工管理技士補」とは?実務経験なしでプロへの第一歩を踏み出す方法

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「造園の仕事に興味があるけれど、資格を持っていないから採用されるか不安」

「施工管理技士になりたいけれど、何年も現場経験を積まないと受験すらできないんでしょう?」


建設業界に対して、そんなハードルの高さを感じている方は非常に多いです。

たしかに以前は、一人前の「施工管理技士」になるためには、長い実務経験と、学科・実地の両方の試験に一度で合格する必要がありました。


しかし、令和3年(2021年)の法改正により、その常識は覆されました。

新しく設立された「造園施工管理技士補(ぎしほ)」という制度のおかげで、実務経験が浅い、あるいは全くない状態でも、試験に合格すれば「国家資格者」としての肩書きを名乗れるようになったのです。


この制度は、これから業界に入ろうとする未経験者や、早くキャリアアップしたい若手にとって、まさに「革命」とも言えるチャンスです。

この記事では、まだあまり知られていない「2級造園施工管理技士補」の価値と、この資格を武器に最短でプロを目指す方法について解説します。


【目次】

- ■「2級造園施工管理技士補」とは?ただの「学科合格」とは違う決定的な価値

- ■就職・転職で有利になる?「技士補」を取得する3つのメリット

- ■ゴールはあくまで「完全合格」。技士補のまま終わらせないための戦略

- ■【公共工事9割】季鋏造園土木なら、「技士補」から最短で「技士」になれる

- ■まとめ:まずは「技士補」から。その一歩が将来の安定につながる




■「2級造園施工管理技士補」とは?ただの「学科合格」とは違う決定的な価値

そもそも「造園施工管理技士補」とはどんな資格なのでしょうか?

一言で言えば、「造園施工管理技術検定の『第一次検定』に合格した人に与えられる国家資格」です。


従来、施工管理技士の試験は「学科試験」と「実地試験」に分かれていました。学科に受かっても、実地(記述式)に落ちれば資格はもらえず、さらに学科の合格有効期限(多くの場合は翌年まで)が切れれば、また一からやり直しでした。

しかし、新制度では試験が「第一次検定」と「第二次検定」に再編されました。そして、第一次検定(旧:学科試験)に合格した時点で、「技士補」という立派な有資格者として認定されるようになったのです。



・誰でも受験しやすい「第一次検定」

2級の第一次検定は、満17歳以上であれば実務経験がなくても受験が可能です(※要件の詳細は年度により異なりますが、基本的には門戸が広いです)。

つまり、まだ現場に出たことがない学生や、異業種からの転職組であっても、勉強さえすればいきなり「国家資格」を手に入れることができるのです。



・履歴書に書ける「一生モノ」の肩書き

以前の制度では、学科試験に受かっても履歴書には「学科試験合格」としか書けませんでした。

しかし今は、「2級造園施工管理技士補」と堂々と記載できます。

さらに重要なのが、この資格には「有効期限がない」ということです。一度合格してしまえば、一生涯「技士補」であり続けられますし、何年後であっても第二次検定(実地)に挑戦する権利を持ち続けられます。




■就職・転職で有利になる?「技士補」を取得する3つのメリット

「でも、『補』がついている資格なんて、現場で役に立たないのでは?」

そう思うかもしれませんが、それは間違いです。企業側から見れば、技士補を持っている人材は非常に魅力的です。その理由を3つのメリットとして解説します。



・メリット1:基礎知識の証明になり、採用されやすい

未経験者を採用する際、企業が一番心配するのは「言葉が通じるか」「すぐに辞めてしまわないか」という点です。

技士補を持っているということは、造園の専門用語、土や植物の知識、そして安全管理の法令をすでに頭に入れているという証明になります。

「未経験ですが、やる気があって勉強してきました」という言葉に、圧倒的な説得力が生まれるのです。これにより、優良企業への就職・転職成功率は格段に上がります。



・メリット2:第二次検定(実地)に集中できる

これが最大の実利的なメリットです。

技士補になると、「第一次検定が生涯免除」になります。

本来なら、仕事をしながら学科と実地の両方を勉強しなければなりませんが、技士補であれば、あとは現場で経験を積みながら、記述式の「第二次検定」の対策をするだけで済みます。精神的にも時間的にも余裕が生まれ、最短ルートで正規の「2級造園施工管理技士」を目指せます。



・メリット3:資格手当の対象になる場合がある

会社によっては、正規の技士だけでなく、「技士補」に対しても資格手当を支給するところが増えてきています。

「資格がないから給料が低い」という下積み期間をショートカットし、入社早々からベースアップした状態でキャリアをスタートできる可能性があります。




■ゴールはあくまで「完全合格」。技士補のまま終わらせないための戦略


ここまで「技士補」のメリットをお伝えしましたが、プロとして厳しい現実もお伝えしなければなりません。

それは、「技士補のままでは、現場の責任者(主任技術者)にはなれない」ということです。


公共工事において、配置技術者として現場を任せられるのは、あくまで「2級造園施工管理技士(第二次検定まで合格した人)」です。技士補はあくまで「補佐」であり、一人前のプロとして認められるための通過点に過ぎません。


では、どうすれば最短で「完全合格」できるのか。その答えは、「質の高い実務経験」を積むことに尽きます。



・机上の空論では「第二次検定」は受からない

第二次検定(旧:実地試験)では、自分が経験した工事の内容を文章で記述する問題が出されます。

「どんな安全管理をしたか?」「品質を守るためにどんな工夫をしたか?」

これは、参考書の丸暗記では絶対に書けません。実際に現場に出て、先輩の動きを見たり、自分で管理の一部を任されたりした経験がないと、説得力のある回答が作れないのです。

つまり、技士補を取った後に「どの会社で、どんな現場を経験するか」が、あなたのその後のキャリアを決定づけます。




■【公共工事9割】季鋏造園土木なら、「技士補」から最短で「技士」になれる


もしあなたが、「せっかく取った技士補の資格を活かしたい」「働きながら最短で正規の技士になりたい」と考えているなら、私たち「季鋏造園土木(ききょうぞうえんどぼく)」が最適なフィールドを用意できます。


大阪府枚方市を拠点とする当社は、社員の資格取得とキャリアアップに本気で向き合っている会社です。



・特徴1:記述試験のネタに困らない「公共工事」の現場

当社の案件の約90%は、国や自治体から受注する公共工事です。

公共工事は管理項目が細かく、書類作成も厳格ですが、だからこそ第二次検定で求められる「施工管理の基礎」が完璧に身につきます。

「あの現場の、あの作業のことを書けばいい」

当社の現場を経験していれば、試験会場でペンが止まることはありません。合格に直結する「生きた経験」を、給料をもらいながら積むことができます。



・特徴2:先輩による「合格サポート」と「費用全額負担」

当社では、資格取得にかかる費用を全額会社が負担しています。

しかし、それだけではありません。現場の先輩たちは、みんな苦労して資格を取ってきた「合格者の先輩」でもあります。

「記述式はこう書いた方がいい」「ここはよく出るから覚えておけ」

そんなアドバイスを日常的に受けられるのも、アットホームな当社ならではの強みです。一人で孤独に勉強する必要はありません。



・特徴3:資格を取れば給与アップ。「頑張り」を正当に評価

苦労して「2級造園施工管理技士」になれば、それは会社にとっても大きな財産です。だからこそ、その価値を給与として還元します。

  • - 免許手当:20,000円〜
  • - 職務手当:20,000円
  • - 現場管理手当

これらに加え、無遅刻手当や子供手当なども充実。

もちろん、入社時に「技士補」を持っていれば、それはあなたのポテンシャルとして高く評価し、採用面でも優遇します。


▼季鋏造園土木の採用情報を詳しく見る

https://www.kikyo-zouen.jp/recruit




■まとめ:まずは「技士補」から。その一歩が将来の安定につながる


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

「実務経験がないから」と諦めていた時代は終わりました。

まずは「2級造園施工管理技士補」を取得し、プロへの入場券を手に入れてください。それさえあれば、あなたはもう「なんとなく現場作業をしている人」ではなく、「将来の幹部候補」です。


そして、その入場券を「本物のキャリア」に変える場所として、季鋏造園土木を選んでいただければ、これほど嬉しいことはありません。

未経験でも、知識ゼロでも構いません。「資格を取りたい」「手に職をつけたい」という意欲のある方を、私たちは全力で応援します。


私たちと一緒に、枚方の街を緑で彩りながら、あなた自身の未来も鮮やかに変えていきませんか?


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