造園業はきついって言われるけどほんと?やりがいや仕事について解説

こんにちは!大阪府枚方市を中心に造園工事業を営んでいる季鋏造園土木です。

皆さんは、造園工事についてどのような印象を持たれてるでしょうか?

日本には数多くの公園や庭園があり、それらを美しく維持するためには造園業者の力が必要です。しかし、造園業は体力的な負担が大きい仕事として知られています。例えば、屋外で行う作業である事や天候に左右されrことなどが原因できついと言われる事があります。

そこで今回は、造園業で働くやりがいなどについて解説していきます。


■ 造園業とは?


造園工事業者が行う整地、樹木の植栽、景石のすえ付け等により庭園、公園、緑地等の苑地を築造ならびに維持管理するための専門の建設工事。道路や建築物の法面や壁面、屋上等を緑化し、又は植生を復元する工事も含まれています。



・植栽工事とは


造園業の植栽工事とは、樹木や花などの植物を植え付け、美しく整える工事です。庭園や公園、街路樹などの造園において、最も重要な工事の一つです。

手順としては、まず植栽を行う前に、土壌の状態を整えます。土壌改良や排水工事などを行い、植物が根付きやすい環境をつくります。次に植物を植え付ける作業を行います。植物の種類や大きさ、植え付け場所に合わせて、適切な方法で植え付けを行います。植え付け後も、植物の成長や状態を観察し、適切な管理を行います。剪定や施肥、病害虫の防除などを行い、植物が健康に育つようにします。植栽工事は、植物の種類や植え付け場所によって、工法や手順が異なります。また、植栽の目的や予算に合わせて、最適な工事内容を設計する必要があります。


・緑化工事とは


造園業の緑化工事とは、建物や道路などの人工物に植物を植え付け、緑化を実現する工事です。屋上緑化や壁面緑化、植栽帯の設置など、さまざまな工事があります。緑化工事は大きく分けて3つあります。



①屋上緑化

ビルやマンションなどの屋上に植物を植え付ける工事です。屋上を緑化することで、建物の熱負荷を軽減し、省エネ効果をもたらします。また、屋上緑化は、雨水の浸透を促し、都市型洪水の防止にも役立ちます。



②壁面緑化

ビルやマンションなどの壁面に植物を植え付ける工事です。壁面を緑化することで、建物の外観を美しくするとともに、騒音防止や熱中症対策などの効果が期待できます。



③植栽帯の設置

道路や公園などの沿道に植物を植え付ける工事です。植栽帯を設置することで、道路や公園の景観を美しくするとともに、交通事故の防止や騒音防止などの効果が期待できます。



造園業の緑化工事は、近年ますます注目を集めている工事です。環境問題や省エネへの意識の高まりとともに、今後もその需要は拡大していくと考えられます。


・公園工事とは


造園業の公園工事とは、公園を整備・新設する工事です。公園は、人々の憩いの場やレクリエーションの場として、地域の生活環境に欠かせない存在です。



①公園の敷地造成工事

公園の整地や掘削、盛土など公園の大きな枠組みを整える為の工事となっています。

また土台作りだけでなく、植栽用の土壌を確保することで乾燥防止や雨水による養分の流出を防ぐ事ができます。



②遊具設置工事

公園工事の遊具設置工事は、公園に遊具を設置するための工事です。遊具は、子どもたちが安全に遊べるよう、さまざまな安全基準に沿って設計・施工されています。設計から基礎工事を行い、加工組立実際に子供たちが遊んでも問題ないか点検をするまでが一連の流れとなっています。



遊具設置工事では、安全性を最優先に考えることが重要です。そのため、遊具の設計や施工には、国家資格を取得した専門の技術者が携わります。また、遊具の設置後は、定期的に点検・整備を行い、安全性を維持する必要があります。

遊具は、子どもたちの健やかな心身の発達に欠かせないものです。安全で安心して遊べる遊具を設置することで、子どもたちが思いっきり遊べる公園づくりに貢献することができます。


■ 造園業なぜきついと言われている?


造園工事は、高い所に登り剪定作業を行うことや炎天下や冬の寒い日にも屋外で作業しなければならないことや害虫駆除の対応をしなければならないことから3K(きけん・きつい・きたない)と言われています。

事実、剪定の作業であれば体力的にも「きつい」というわけではないが、樹木伐採の工事になってくると伐採した丸太や木々を運ばないといけない為、体力が求められます。

また、天候にも左右されるため「暑い」「寒い」「雨に濡れる」など体力的にきついことから造園業はきついと言われる傾向にあります。


■造園業のやりがい


一方で、造園業のやりがいは大きいです。美しい景観を創り上げることができることは、非常にやりがいがあります。



・自然と触れ合う事ができる


造園業の基本は自然と触れ合う事です。主に樹木や草花、土や水など自然と触れ合いながらお仕事ができる点が魅力のひとつと言えます。

日本では、四季折々の風景や花が咲くため、季節によって様々な景色を描き出すことができます。

例えば、住宅の庭や公園に「梅」や「桜」の花が咲くと春の訪れを感じる事ができます。住宅の庭や公園の花壇など、限られたスペースに季節ごとに草花をデザインしていかなければなりません。ただ、配色や設計から上手く行った際に造園業のやりがいを見つけられます。



・自分の手で作り上げたものが残る


造園工事は、自分の手で作ったものが何十年も残る職業です。

お客様の庭や公園を美しくすることに貢献できるという喜びを感じられます。

また、他にも自らが設計した草木が成長した姿を見た時や実際にお客様から

「きれいなお庭を作ってくれてありがとう」と喜びの声をいただいた際に造園業のやりがいを実感することができます。

自らが設計、デザイン、施工した物が地域に残るお仕事、それが造園業の一番のやりがいといえるでしょう。



・学歴、経験問わず誰でもスタートできる


造園工事の基本的な作業は、比較的覚えやすいものです。土木作業であれば、重機の操作や土の扱い方を覚えれば、仕事を始めることができます。樹木の剪定・伐採であれば、切る位置や切り方などを覚えれば、仕事を始めることができます。植栽であれば、苗木の種類や植え付け方などを覚えれば、仕事を始めることができます。



■ まとめ


造園業は、体力的な負担が大きい仕事であると同時に、美しい景観を創り上げることができるやりがいのある職業でもあります。長時間の立ち仕事や重い荷物を運ぶこともあるため、体力づくりは欠かせませんが、仕事をする上でのストレスは少ないため、心地よい職場環境を求める人にとってはぴったりの職業といえます。

昨今ITの普及により無形の商品があふれていますが、建設業では有形の商品が一般的であり、お客様の目で直接見てもらう・手に触れてみてもらう事で実際の様子が見てとれます。また、お客様と接する機会も多い為直接感謝される機会も少なくありません。

自然が好き、手に職つけたい方には造園業はおすすめです!



大阪府枚方市を中心に造園工事を営んでいる季鋏造園土木では、造園工事の作業員を募集しています。

具体的には、道路や公園などの造園工事 道路脇の植樹や剪定作業や伐採・伐根 「電線に木がかかってしまう」「枯れてきている」などお声をいただいた際に、木を切ったり、根っこから抜いたりしていただきます。

弊社では、公共の造園工事をメインで対応していますので、工事も安定しています。

業界歴の長い職人も在籍しており、未経験の方でも丁寧に教えて参ります。

特に自然が好き、環境整備をする仕事がしたい方におすすめとなっております!


お気軽にご連絡ください。



■よくある質問

Q1. 造園業で働くために必要な資格はありますか?

A1. 造園業に特化した資格はありませんが、植物についての知識や技術を習得することが求められます。

Q2. 造園業の求人はありますか?

A2. 造園業の求人はありますが、シーズンによって求人数が大きく変わる傾向があります。

Q3. 女性でも造園業で働くことはできますか?

A3. もちろんできます。体力的な負担が大きい仕事ですが、女性でも十分にこなすことができます。

Q4. 造園業者の給料はどのくらいですか?

A4. 造園業者の給料は、地域や会社によって異なりますが、平均的には月給20万円前後が一般的です。

Q5. 造園業で働くために必要な道具は何ですか?

A5. 鋏やはさみ、鎌などの手持ち工具や、草刈機や除雪機などの大型機械を使用します。