「2級造園施工管理技士を持っていれば、たいていの現場は回せるし、もう十分じゃないか?」
もしあなたがそう思っているなら、少し厳しい言い方になるかもしれませんが、非常にもったいない損をしています。
確かに、一般的な小〜中規模の造園工事であれば、2級があれば主任技術者として現場を管理できます。しかし、建設業界において「1級」と「2級」の間には、単なる知識の差ではない、超えられない「権限の壁」が存在します。
この壁の向こう側に行けるかどうかで、あなたが扱える現場の規模(金額)、会社からの待遇、そして将来独立した時の信頼度が劇的に変わります。
この記事では、長年業界を見てきたアドバイザーの視点で、造園施工管理技士1級を取得することで「具体的に何ができるようになるのか」、そして「なぜ1級保有者は高給取りになれるのか」そのカラクリを解説します。
目次
1. 2級で「現場は回せる」と思っているあなたへ
2. 【決定版】造園施工管理技士1級で「できること」3選
3. なぜ会社は「1級」を優遇するのか?(経営視点の裏話)
4. 責任は重いが、見返りも大きい。1級保有者のキャリア
5. 1級を目指す・活かすなら「公共工事」に強い会社で
6. あなたの技術と資格を、もっと高く評価したい
■ 【決定版】造園施工管理技士1級で「できること」3選
1級を取得すると、法律上(建設業法上)認められる権限が拡大します。特に重要なのが以下の3点です。これらは2級では絶対に手が届かない領域です。
・ ①「監理技術者」として配置される
これが最大の違いです。
工事現場には必ず技術者を配置しなければなりませんが、2級保有者がなれるのは「主任技術者」までです。
対して、1級保有者は「監理技術者」になることができます。
監理技術者とは、発注者から直接工事を請け負った「特定建設業」者が、下請けに合計4,500万円以上(建築一式工事を除く)の工事を出して施工する場合に配置が義務付けられている責任者です。
つまり、大規模なプロジェクトの現場トップになれる切符、それが1級なのです。
・ ② 請負金額の制限がなくなる
2級(主任技術者)の場合、扱える工事の規模に制限はありませんが、上記のように「下請けに出す金額」が大きくなると、自分の資格では対応できなくなります。
1級を持っていれば、数億円規模の公園整備や大規模な街路樹改修など、会社の看板となるようなビッグプロジェクトを、堂々と自分の現場として指揮することができます。
・ ③ 特定建設業の「専任技術者」になれる
現場に出る仕事だけでなく、会社が「特定建設業許可」を取得するために営業所に置かなければならない「専任技術者」としての要件も満たします。
これは、あなたが現場を引退した後も、会社にとって「あなたがそこに在籍しているだけで価値がある」という状態を作れることを意味します。
■ なぜ会社は「1級」を優遇するのか?(経営視点の裏話)
「できること」が増えるのは分かりましたが、なぜそれが年収アップや好待遇につながるのでしょうか?
ここからは、少し経営者側の視点(裏話)をお伝えします。実は会社にとって、1級保有者は「喉から手が出るほど欲しい存在」なのです。
・ 「経審(けいしん)」の点数が全然違う
公共工事をメインに行う会社にとって命綱とも言えるのが、「経営事項審査(通称:経審)」です。
これは企業の通信簿のようなもので、この点数が高ければ高いほど、規模の大きな公共工事の入札に参加できるようになります。
この審査において、資格保有者は技術力として点数化されますが、その配点が大きく異なります。
- 1級造園施工管理技士: 5点(監理技術者講習受講で6点)
- 2級造園施工管理技士: 2点
見ての通り、1級保有者は2級保有者の2倍以上の価値として国から評価されるのです。
会社としては、1級保有者が一人増えるだけで入札ランクが上がり、より大きな仕事を受注できるチャンスが生まれます。だからこそ、資格手当を厚くしたり、高い給与を払ってでも1級保有者を確保しようとするのです。
もしあなたが「1級を取ったのに評価が変わらない」と感じているなら、それは会社の経営戦略に問題があるか、公共工事に力を入れていない可能性があります。
■ 責任は重いが、見返りも大きい。1級保有者のキャリア
1級造園施工管理技士を取得すると、現場での立ち位置は「作業のリーダー」から「プロジェクトの総責任者」へと変わります。
もちろん、その分だけプレッシャーは増します。数千万円、数億円という公的資金が動く現場で、工期を守り、安全を確保し、利益を出す責任がのしかかるからです。
しかし、その重圧の先には、2級では味わえない大きなやりがいがあります。
・ 「地図に残る仕事」を主導する手応え
街のランドマークとなるような大規模公園の整備や、河川敷の景観作りなど、多くの市民が利用する空間を自分の指揮で作り上げる。
工事が完了し、子供たちがそこで遊んでいる姿を見た時の達成感は、小規模な現場とはまた違った格別なものです。
「この公園、俺が監督したんだ」と家族や友人に誇れる仕事ができるのは、1級保有者の特権と言えるでしょう。
・ 年収とキャリアの天井がなくなる
待遇面でも、1級は強力な武器になります。
一般的な建設会社では、1級保有者は幹部候補として扱われます。現場監督として経験を積んだ後は、工事部長や支店長といった管理職への道が開けたり、あるいはその資格と実績を武器に独立し、高単価な公共工事を受注できる経営者になることも夢ではありません。
「体力が続く限り」ではなく「一生涯の知識と権限」で食べていける。それが1級のリアルです。
■ 1級を目指す・活かすなら「公共工事」に強い会社で
ここまでお話しした通り、1級造園施工管理技士の価値が最も発揮されるのは「公共工事」の現場です。
逆に言えば、個人邸の剪定や小規模な外構工事ばかりを扱う会社では、せっかく苦労して1級を取っても「宝の持ち腐れ」になりかねません。
もしあなたが、1級を目指している、あるいは既に持っていて活かし場所を探しているなら、大阪府枚方市の「季鋏造園土木(ききょうぞうえんどぼく)」を見てください。
・ 公園・街路樹・河川。1級が輝くステージがある
私たちは、枚方市や大阪府などの官公庁から受注する公共工事を主軸としています。
街路樹の維持管理から公園の整備工事まで、安定して規模の大きな仕事があるため、1級造園施工管理技士(およびそれを目指す方)が活躍できるフィールドが常に用意されています。
あなたの資格は、単なる飾りではなく、当社の経営を支える「必須の力」として歓迎されます。
・ 「日給21,000円」の実績も。実力を正当に評価
当社では、資格や経験を給与にダイレクトに反映させる仕組みがあります。
基本の日給は10,000円〜15,000円スタートですが、経験者や有資格者の場合、能力に応じて日給21,000円といった高水準での支給実績もあります。
さらに、現場を管理できるようになれば「職務手当」+「現場管理手当」が支給され、月々の収入はさらに安定します。
「資格を持っているのに給料が安い」「大きな現場を任せてもらえない」といった不満は、ここでは無縁です。
■ あなたの技術と資格を、もっと高く評価したい
建設業界において、1級造園施工管理技士は「プラチナチケット」です。
それを持っている、あるいはそこを目指せるだけの実務経験がある人材は、どの会社にとっても宝です。
もし今、あなたが自分の価値を過小評価されていると感じるなら、それは環境のせいです。
「もっと大きな仕事がしたい」
「家族のために収入を上げたい」
「安定した公共工事の会社で腰を据えたい」
そんな思いがあるなら、ぜひ一度、私たちと話をしませんか。
あなたのその「腕」と「資格」を、季鋏造園土木は高く買います。

