土木工事や外構工事の経験を活かして、造園業へ転職したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
その一方で、
「造園は専門分野が違うから、これまでの経験が無駄になるのではないか」
「樹木の知識がないと、経験者として扱ってもらえないのではないか」
と不安に感じる方もいると思います。
結論からお伝えすると、土木・外構工事で身につけた現場経験は、造園工事でも活かせます。
造園工事には、剪定や植栽だけでなく、土を掘る、地面を整える、資材を運ぶ、園路や外構をつくるといった作業も含まれるからです。
この記事では、土木・外構工事の経験が造園でどのように活かせるのか、転職後に新しく覚える技術とあわせてご紹介します。
■土木・外構工事の経験は造園でも活かせる

造園工事と聞くと、はさみを使って庭木を剪定する姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、造園職人の仕事は樹木を切ることだけではありません。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、造園工の仕事として、土地の測量や地割、切土、盛土、除草、客土、地盤整備、植栽、園路の施工などが紹介されています。また、人力だけでなく、ブルドーザーや小型移動式クレーンなどの建設機械を使用する場合もあります。
参考:厚生労働省「造園工」
これらの作業には、土木工事や外構工事と共通する部分があります。
そのため、現場での安全確認、道具や機械の扱い、資材の運搬、周囲との連携などを経験している方は、造園へ転職してもすべてをゼロから覚え直すわけではありません。
これまでの経験を土台にして、造園特有の知識と技術を加えていくことができます。
■土木工事の経験で活かしやすい技術

土木工事の経験者が造園で活かしやすいのは、現場作業の基本が身についていることです。
・現場での安全確認
造園工事では、刃物や機械を使うだけでなく、高所での剪定や大きな樹木の伐採を行うことがあります。
周囲の作業員や通行人、建物、電線などの位置を確認しながら、安全に作業を進めなければなりません。
土木工事で身につけた声かけや危険予知、作業範囲の確認といった習慣は、造園工事でも重要です。
・掘削や地盤整備の経験
植栽工事では、樹木を植えるための穴を掘り、必要に応じて土壌を改良します。緑地工事や園路工事では、土地を整えたり、勾配や水はけを考えたりする作業も発生します。
掘削、整地、土の運搬などを経験している方は、こうした作業の流れを理解しやすいでしょう。
・道具や機械を扱った経験
現場では、手工具や電動工具、草刈り機などを使用します。工事内容によっては、建設機械を使用する場合もあります。
使用する機械が変わっても、始業前点検、安全確認、周囲への声かけといった基本は共通しています。
・工程を意識して動く力
公共工事では、決められた工期と設計書に沿って工事を進めます。
自分の作業だけを見るのではなく、次の工程やほかの作業員の動きを考えて行動できる方は、造園の現場でも力を発揮しやすいでしょう。
■外構工事の経験で活かしやすい技術
外構工事の経験も、造園と相性のよい経験の一つです。
・庭全体を見ながら施工する力
外構工事では、建物、門扉、フェンス、アプローチ、駐車場などの位置関係を考えながら施工します。
造園工事でも、樹木だけを見るのではなく、建物や園路、日当たり、水はけ、利用する人の動線まで考える必要があります。
空間全体を見ながら施工してきた経験は、庭づくりや公園工事でも活かせます。
・フェンスやウッドデッキなどの施工経験
季鋏造園土木では、住宅の庭づくりや植栽管理に加えて、フェンスやウッドデッキなどの施工にも対応しています。
外構工事で資材の加工や設置を経験している方は、これまでの技術を活かしながら、植物を取り入れた空間づくりへ仕事の幅を広げられます。
・お客様の要望を形にする力
住宅の外構や庭づくりでは、お客様によって希望するデザインや過ごし方が異なります。
「犬が安全に走れる庭にしたい」
「休日に家族で過ごせる場所をつくりたい」
「庭の手入れを楽にしたい」
こうした要望を聞き取り、施工内容へ反映した経験も造園で役立ちます。
■造園への転職後に新しく身につける技術
土木・外構工事の経験があっても、造園特有の知識は新しく覚える必要があります。
代表的なものが、樹木や植物に関する知識です。
同じ種類の樹木でも、成長状態や植えられている場所によって、適切な剪定方法は異なります。枝を切る位置や時期を誤ると、樹木が弱ったり、形が崩れたりすることもあります。
また、造園工事では次のような技術も求められます。
- 樹木の種類や状態を見分ける知識
- 剪定・伐採・伐根の技術
- 植栽に適した時期や方法の判断
- 土壌や水はけに関する知識
- 芝生や緑地を維持管理する技術
- 病害虫を防ぐための知識
最初からすべてを知っている必要はありません。
大切なのは、これまでの経験だけで判断せず、造園には造園の方法があることを理解して、一つずつ吸収していく姿勢です。
これまでの経験がどの仕事で活かせるか、まずは仕事内容だけでも確認してみませんか?
■公共造園工事で経験の幅を広げる
季鋏造園土木は、大阪府枚方市を拠点に、公園、学校、道路などの公共造園工事を手掛けています。
当社が対応しているのは、樹木の剪定や植栽だけではありません。
公園の休憩所、ベンチ、遊具などの設置工事、園路工事、広場工事、学校や屋上などの緑地工事、伐採・伐根など、幅広い工事に携わっています。
公共の場所は、子どもから高齢者まで多くの人が利用します。そのため、見た目を美しく整えるだけでなく、安全性や使いやすさも考えて施工しなければなりません。
また、公共工事では、設計書に基づいた施工、工程の管理、作業ごとの品質確認も重要です。
土木工事で公共現場を経験してきた方であれば、工期や品質、安全を守ることの重要性を理解しているはずです。
その経験に、樹木や植栽、緑地管理の技術を加えることで、担当できる現場の幅を広げられます。
■季鋏造園土木でこれまでの経験を次の技術につなげる
季鋏造園土木では、剪定、伐採、除草、植栽、遊具の設置、外構工事などの現場作業を行う造園職人を募集しています。
経験や能力は一人ひとり異なるため、採用時の条件はこれまでの経験などを踏まえて相談しています。
入社後は、当社の仕事の進め方を覚えながら、造園で使用する道具や機械の扱い方を身につけていきます。
また、資格取得支援制度を設けており、仕事に必要な資格の取得費用は会社が全額負担します。
土木・外構工事の経験を活かしながら、
「樹木や植物に関する専門技術を身につけたい」
「公共造園工事へ仕事の幅を広げたい」
「将来は現場を管理できる職人を目指したい」
と考えている方にとって、造園は新しいキャリアの選択肢になります。
これまで積み重ねてきた現場経験は、決して無駄にはなりません。
その経験を土台に、地域の公園や学校、道路を支える造園の技術を身につけてみませんか?
土木・外構工事の経験を活かしたい方は、応募前のご相談からでもお気軽にお問い合わせください。

